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シンプリストの化粧ポーチ

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最近は町へ繰り出すことがめっきり減った。
面接のために地下鉄や電車を乗り継いでのそのそ出て行くことはあるけれど、あまりに頻度が低いからか別世界に来てしまったかのような錯覚に襲われる。

もちろん外出はしている。
買い物がてらウォーキングしたり、近所の図書館へ行ったり、母の病院へ一日おきにお見舞いへ行ったりしている。

だから最近はよほどの外出でない限り、コスメポーチを持ち歩かなくなった。
タイトルが「シンプリストの化粧ポーチ」なのに、持ち歩かないなんてあべこべな話で申し訳ない。

出かける前にカバンにお財布や鍵を入れるのと併せて持ち歩くのが、たったのこれだけ。


近所であればお化粧もほとんどしないので(肌が楽)、メイク道具は不要。
でもアラフォーともなれば完全なるすっぴんだと痛々しいから、口紅だけは持ち歩く。
ESTEE LAUDERのWATERMELON FIZZという、赤いグロスのようなテクスチャーが気に入っている。
今はやりのべったりマットなルージュは気分ではない。
ああいったのは下手すると、老け顔を作るからつけるときは気をつけたほうがいいと思っている。

スキンケアの方は小さなアルミケースに入れたシアバターのみ。
これでリップもハンドもケアできる。
乾燥がひどければ顔や髪に塗ったっていい。
ドラッグストアへ行くとなんで「ハンドクリーム」と「ボディクリーム」とに分かれてるんだろう。
多少の成分の違いはあるんだろうが、はっきり言って天然のものを使えば汎用性がある。

冬の今は乾燥が著しいからシアバターだけど、春夏は前に滞在していたベトナムとフィリピンで調達したココナッツオイルを使っていた。
ココナッツオイルがなくなったら、薬局で精製したオリーブオイルの大瓶を買って、ボディマッサージに使おうと思っている。

もう何年もワタシはスキンケアにお金をかけていない。
化粧品は一度買えばそう頻繁に買い替えるものではないので、定番を決めていればシンプルだ。

新製品が出るたびに、化粧品会社がメディアと結託して「今の流行は××、これをつけないと女子力が低い」とか「赤いルージュで色気wだす」とか「恋をするならキラキラがマスト」なんて言うマーケティングに流されてもしょうがない。
強迫観念を植え付ける商法から脱することが、シンプリストないしはミニマリストへの第一歩のような気がする。



by maemukililiani | 2016-12-01 21:36 | シンプルライフ

好奇心旺盛だけど、生き方はシンプルでありたい。#シンプルライフ #断捨離 #アラフォーのキャリア #海外生活 #旅 #介護


by maemukililiani